4時間で合理的意思決定のやり方を学ぶ

たった4時間の講座に参加するだけで、教育ディベートのエッセンスを学ぶことができます。

教育ディベートでは、まるでサッカーや剣道の試合をするようにして議論を戦わせ、事実と証拠に基づいて公平な判定を行う訓練を積み重ねます。

入門ワークショップでは、参加者の知識や経験が全くなくても、教育的なディベートのエッセンスを体験し、合理的意思決定のためのアプローチを学ぶことができます。

ディベートは言い合いや言い負かしのテクニックではありません。競技形式を使って極めて効果的・効率的に合理的な意思決定の思考法を学ぶものです。

建設的な議論では、議論の衝突から真実を追求する

建設的な議論とは、反対意見を封印して前向きな発言だけを奨励する話し合いのことではありません。

建設的な議論ができるためには、人格と批判を完全に切り離し、対話の仕組みによって異論や反論を抽出し、議論と議論の衝突を促進することによって真実を追求することが必要になります。

他のコミュニケーションにはない規律

ディベート以外の対話や討論、話し合いや駆け引きといった通常のコミュニケーションでは、ここまで厳格な規律が徹底されることはありません。場の空気に流されたり、他の人の立場を慮ったり、感情のもつれあいが起こったりすると、正確な思考の妨げになります。

ディベートにおいては、意図的な対立を設定し、衝突を奨励することによって真実の追求を容易くするのです。

難しい局面で頭脳をフル回転させることができる

企画、交渉、提案、課題解決、紛争解決、対人折衝、合意形成など、ビジネスや実務の場面で求められるのは、合理的で戦略的な意思決定能力です。教育ディベートの方法は、知的体力を要求される難しい局面において頭脳をフル回転させるための優れたトレーニングを含んでいます。

何を、どこから、どのように考えるか、思考の回路をつくる

国家や世界の行末を左右するような政策を議論するとき、あなただったらまずどこから考え始めますか?企業や組織の戦略や戦術を検討し、重要な決断をするとき、あなたならまず何を考え、どこからアプローチしますか?

人生を左右するような重要な岐路に立ったとき、あなたはどんなことを考え、どうやって結論を出しますか?そして自分の出した結論をどうやって他人に伝えますか?

教育ディベートでは、ただ単に結論を出したり意見を述べたりするのではなく、建設的な議論と客観的な判定のプロセスが徹底されます。

ディベート道場では、ディベートを学びたいあらゆる老若男女に向けて、それぞれの目的に合った学習体験を提供しています。

「どんなことが学べるのか」「自分にも学べるものなのか」「学んだことをどうやって現実の仕事や人生に活かせるのか」と興味がある方は、ぜひ入門ワークショップに参加して、建設的議論のエッセンスを体得してみてください。

<開催概要>

・日 時: 2023年4月8日(土)13:00-17:00

・対象: 論理的に考えることに苦手意識がある人、仕事のアウトプットの質を高めたい人、世界情勢や時事ニュースの見方を学びたい人、議論や対話の場で自分の考えを言えるようになりたい人、意思決定の方法を学びたい人など。

・オンライン(zoom)開催

・参加費:26,400円(一般)
▷ディベート道場(1年間)に申し込む場合は道場の受講料から本講座の受講料を差し引きます。

・講師紹介: 田村洋一
上智大学英語学科在籍中は日本国政府の政策を論じる競技ディベートに没頭し、全国大会、国際大会など複数の主要な大会で優勝。その後ニュージーランドや北米でさまざまなアカデミックディベートのスタイルに触れる。現在も審査員や講師、コーチなどの活動を通じてディベート教育活動に貢献している。1997年から2005年まで日本ディベート協会理事。
主なディベート大会実績
1985年 Tokyo Intercollegiate Debate Tournament 優勝
1985年 East West Debate Tournament 優勝
1985年 International Debating Contest 優勝