世界に希望はあるのだろうか。

混迷する世界をどうにかしてもっともっと理解したい、そして自分にできることを知って行動したい、目先の利害得失ばかりでなく、広い世界や遠い将来のために自分たちが何をできるのかを考えたい。

長い不況から抜け出せない日本、パンデミックから抜け出せない世界、誰も予想できなかった戦乱から抜け出せないウクライナ、出口の見えない不安を抱えたまま生きている多くの人たち。

この不可解な現実を私たちはどう理解し、どう行動したらいいのでしょうか。それはもちろん、理性を持って客観的に事実を観察することによってです。

2022年秋、アイン・ランドの哲学である客観主義を体現し提唱するイスラエル出身のヤロン・ブルック氏が来日し、世界情勢を見つめ、政治や経済に振り回されることなく、私たちの社会はどうあるべきか、合理的な個人としてどう生きるべきか、力強い指針を与えてくれます。

ちっぽけな自分にもできることがあるのか

現代社会にはあまりにも不可解なことが多く、ちっぽけな自分にはどうすることもできない。理不尽が大手を振ってまかり通る。声をあげても届かない。

そう思って諦めている人も多いのではないでしょうか。

クレイジーな社会で豊かで幸せに生きていくための鍵

このクレイジーな社会は、いったいどういう構造によって成り立っているのか。いま何が起こっていて、これからどうなっていくのか。混迷しているかに見える世界は、本当に混迷しているのか。ウクライナ紛争、世界経済にどんな見通しがあるのか。グローバル資本主義は諸悪の根源なのか。経済格差の広がる日本やアメリカは今後どうすべきなのか。

私たちは何を知り、何を学び、どう行動していったらいいのか。社会がクレイジーなときにも豊かで幸せに生きていくための鍵はどこにあるのか。 分断と混迷の世界に希望はあるのか、と。

不可解な現代社会を理解したい、なぜ哲学にその鍵があるのかを知りたい、自分たちに何ができるのかを知りたい、今後この世界がどう変化していこうとも幸せにたくましく生きていくには何が必要なのかを理解したい・・・ そういう人たちに、ヤロン・ブルック氏のユニークな見解と解説を聞いてもらいたいと思ってこの哲学ゼミを開催します。

田村洋一

分断と混迷の世界にこそチャンスと希望がある 哲学ゼミ

(第一部・第二部ともに、ヤロン・ブルック氏のレクチャーから始まり、小グループでのディスカッション、質疑応答が続きます。)

講師: ヤロン・ブルック(Yaron Brook)
米国アイン・ランド協会 エグゼクティブ・ディレクター。「フォーブス」、「ウォール・ストリート・ジャーナル」、「USAトゥデイ」等多くの有力メディアに寄稿。ラジオ・テレビ番組 にもコメンテーターとして頻繁に出演するほか、米国を中心に世界中で講演を行う。金融危機の原因、資本主義の道徳性、政府の膨張の抑止など幅広いテーマの 時事問題を、アイン・ランドの思想である「オブジェクティビズム」に基いて論じている。近著に『自由市場革命』(Free Market Revolution: How Ayn Rand’s Ideas Can End Big Government)『平等は不公平:格差との不毛な闘い』(Equal Is Unfair: America’s Misguided Fight Against Income Inequality)。ファイナンス博士(1994年、テキサス大学オースティン校)、MBA(1989年、同)

モデレーター・通訳: 田村洋一
日本の教育家・実業家。2002年よりメタノイア・リミテッド代表取締役。企業人教育、人材育成、組織開発のためのエグゼクティブコーチング、マネジメントトレーニング、ファシリテーションなどの活動を行う経営コンサルタント。2008年よりシステム思考応用研究会(STARクラブ)、合理的意思決定力とコミュニケーションのためのディベート道場などを主催する。1986年にアイン・ランドの思想に触れ、以来オブジェクティビズムの学徒となる。上智大学外国語学部卒業、バージニア大学ビジネススクール経営学修士。

ヤロン・ブルック博士インタビュー [1]
「オブジェクティビズムって何?」
ヤロン・ブルック白熱教室〜アイン・ランド哲学とマネーの未来