独立起業支援メンタリングプログラム(EMP)〜独立起業家の地図とコンパスを創り出す〜

独立起業を取り巻く環境の変化

現代社会における独立起業の目的は多様化しています。かつては「脱サラ」「一攫千金」「富と名声」などが主な目的だったのに対して、今は「自己実現」「社会貢献」「自由なライフスタイル」などが前面に出てきています。

もちろん、どの目的が正しい、どの目的が優れている、という決まりはありません。自分のビジネスで大儲けするのも自由なら、非営利のソーシャルビジネスによって様々な社会課題を解決するのも自由です。社会貢献からスタートして大きなビジネスに発展する場合もあれば、営利事業からスタートして社会貢献に発展していくこともあります。

サラリーマン生活との違い

会社に勤務するサラリーマンとは異なり、起業家生活は不規則で、不確実で、不安定で、圧倒的に自由です。失敗の責任をとってくれるボスはいません。全ての結果責任を負うのは事業家である自分自身です。自分の裁量で経営方針を決め、提携相手を選び、資源の配分を決め、資金の投資を決め、事業を構築していきます。それが尽きぬことのない心配であり、大いなる楽しみでもあります。

起業家生活が持続的に発展するには、働くことと同じくらい休むことや遊ぶことが大切です。十分に休み、たっぷり遊ぶことによって仕事やビジネスが充実し、愉快になり、創造的になるのです。働きすぎて倒れたときに代わりをやってくれる人はいません。

助言や忠告を選ぶ

私自身が20年前に長い会社員生活をやめて独立したときは、こういう体験的な現実がわかっていませんでした。先輩の起業家・事業家たちの助言を受け、試行錯誤しながら事業をデザインし、ソロビジネス、スモールビジネスを展開してきました。

独立起業に決まった正解は存在しません。事業計画、ビジネスプランは絵に描いた餅です。考えながら動き、動きながら考える。大きな決断や小さな判断が事業の行方を左右します。そのとき、信頼できる相談相手がどれだけいるか、客観的な助言や忠告をしてくれる先達がどれだけいるかが成否を分けることがあります。

独立起業支援メンタリングプログラム(EMP)では、起業家の目的に合わせて相談に乗り、起業における大きな失敗を避け、小さな失敗から着実に学び、自分の創り出したい成果を生み出すマネジメントのできる経営者になるためのメンタリングを行います。

このプログラムで得られること

メンタリング、すなわちメンターとの対話を通じた発見や学習によって、プロテジェ(プログラム参加者)は自分自身の強みや弱みを洞察し、自らの意志で主体的にビジネス思考・経営思考を行う力を獲得していきます

現在起業中(または4か月以内に起業予定)の事業家・ビジネスオーナー、特にソロビジネス、スモールビジネス、スタートアップがメインの対象です。

やりたいことがあるけどどうやって事業化したらいいのだろう、どんなビジネスモデルが成功するんだろう、資金調達はどうしたらいいんだろう、従業員はどうしたらいいんだろう、法人はどの形態がいいんだろう、税理士・会計士はどうやって探したらいいんだろう、資本金はどうしたらいいんだろう、目標設定や事業計画はどのくらい正確にしたらいいんだろう、などなど、いろんな疑問があると思います。私の20年の事業家生活と多くの経営者への戦略支援・エグゼクティブコーチング支援を背景にしてこれからの起業家・事業家を支援します。

会社員として組織のマネジメントに邁進してきたが、次のキャリアとしてスモールビジネスやソロビジネスを立ち上げ、社会に対する一層の貢献をしたい、富の蓄積や名声の獲得よりも自分の価値を実現するビジネスを構築したい、という起業家予備軍の人は、起業予定が決まる前に別途ご相談ください。また、サラリーマン生活を続けながら週末起業したいという人も別途ご相談ください。どちらの場合も何らかの形でお力になれる可能性があります。相談は無料です。

プログラム概要

プログラムの基本は毎月1〜2回のペースでスケジュールするメンタリングセッションです。1回25分から35分のセッションを活用して事業家としての新しい習慣の体得と定着を目指すとともに、起業家特有の課題や悩みを解消し、大きな失敗を回避し、小さな失敗から着実に学習して成長することを目指します。さらに、メンタリングプログラムに参加する他のメンバーとの交流も推進し、違うビジネスに取り組む同士の切磋琢磨を促します。

決断して実行するための思考プロセス

事業家にとって大切なのは考えるための方法です。決断し、行動し、現実をしっかり観察して振り返り、学び続ける姿勢です。常に交渉し、対話し、ときには難しい意思決定に直面することもあります。メンタリングプログラムは全ての体験を有意義で建設的な学びにするためにデザインされています。

独立起業は無限の自由を与えてくれる選択肢です。社会のルールの中で何を創り出すかはあなた次第です。一方で、会社から給料を受け取って生計を立てるのとは異なり、自分の選んだビジネスと一体化した人生を選択することでもあります。起業によって経営者としての社会的責任を引き受けることになります。メンタリングプログラムは、独立したビジネスオーナーを強力にサポートします。

プログラム受講費(2022年度)
  • 6か月 440,000円 /1年 660,000円  
    • 7月末までの特別受講費(10%ディスカウント) 6か月 396,000円 /1年 594,000円
4週間体験オプション  55,000円

プログラム参加に興味がある人は、無料診断を受けてください。現在の状況や企業の目的などを25分で聞かせていただき、メンタリングプログラムに期待できることや今後留意すべきことなどについてお伝えします。

メンタープロフィール 田村洋一

経営コンサルタントとして過去25年にわたって100社以上、エグゼクティブコーチとして100名以上の経営者の支援を行う。戦略・リーダーシップ・イノベーションを専門とする企業人教育に従事する。1965年3月東京生まれ。1983年上智大学外国語学部英語学科、1986年オークランド大学哲学科、1991年バージニア大学ビジネス大学院ダーデン校入学。野村総合研究所で情報システムの企画・構築・導入に従事した後、外資系金融機関、経営戦略コンサルティング事務所、情報サービス会社に勤務し、2002年に独立。株式会社メタノイア・リミテッド代表取締役。STARクラブ(構造思考実践研究会)を主宰し、ディベート道場をはじめとする一般社会人向けの研究会を運営している。(著書・翻訳書 https://www.metanoia.jp/publication

読書案内

独立起業支援メンタリングプログラム(EMP: Entrepreneurial Mentoring Programme)を受講するのに事前学習は必要ありません。本を読んで勉強する必要もありません。以下に挙げる書籍は、メンタリングの背景にある考え方を知るためのものです。独立起業の参考にしてください。

ビジネスモデル症候群(2017年)  

起業やスタートアップの世界に「優れたビジネスモデルを構築することが成功の鍵だ」という間違った考え方が蔓延しています。この本はそれがなぜ間違いなのか、どうしてこんな間違いが流行しているのか、この間違いに気づいて脱却するにはどうしたらいいのか、などを詳しく解説しています。独立起業する人は自分がビジネスモデル症候群にかかっていないかチェックしてみてください。事業の成功と失敗を分ける非常に重要な洞察です。

偉大な組織の最小抵抗経路(2019年)

この本は、大小のあらゆるビジネス組織がなぜうまくいかないのか、どうして成功したと思った途端に揺り戻すのか、どうやって組織をデザインしたらいいのか、ビジネスの成功を左右するリーダーシップとは何か、をどんな読者にもわかる言葉で解説しています。この一冊で会社を経営できると言っても大げさではない、マネジメントの鉄則です。

不確実な世界を確実に生きる(2018年)

起業家の世界は複雑で不確実で不透明です。しかし複雑さは必ずしも敵ではありません。対処しようとする前に複雑さを理解するためのリテラシーが必要です。この本はカネヴィンフレームワークという唯一無二の方法(メタ理論)を一から解説し、世界の複雑さを味方につける具体的なアプローチを紹介しています。

Your Life as Art(2020年)

独立起業家の生活は人生そのものです。しかしビジネスは人生ではないし、会社も人生ではありません。自分の創り出したい成功と、それを創り出す自分自身を、別々のものとして切り離すことがとても大切です。自分はいったい何を創り出したいのか。どんな意味や価値が大切なのか。成功の足を引っ張る観念とは何か。どのように自分自身を客観的に観察したらいいのか。まるでアート作品を創り出すように人生を創り出す方法を教えてくれる本です。

プロフェッショナルの条件(2000年)

この本は20世紀に書かれた論文によって構成されていますが、全く古びていないどころか私たちの仕事やキャリア、人や組織について本質的な知恵に満ちています。目次を見て気になった箇所を熟読するだけでも目が開かれること必至です。時間の使い方、知的な生産性、働くことの意味、プロフェッショナルとは何か、世界で何が起こっているのか、なぜ成果が上がらないのか、どうやって自分のマネジメントが可能なのか、など、起業家生活に直結するテーマに対して明晰な分析と直言が詰まっています。